緊張に向き合う、気負いに向き合う

2017.10.27 13:51|未分類

このところ、メンタル対策として
コーチングやら、アレクサンダー・テクニックやら、スポーツメンタルの本をめくったり
人に会えば、何か緊張対策をしているか?と、きいてみたりしていました。

まぁでも、結局、これが正解!ってものなんてなくて
合う合わないは人それぞれなんだろうな^^;

自分で取捨選択して、しっくりくると思うものを試してみるしかないんでしょうね。

音符ライン3

緊張といえば。
自覚できる緊張と、無意識にしてしまう緊張があるんだな、と
先日の本番前に気づきました。

自覚できる緊張は、
舞台の袖で待機してるときの、心拍数ちょっと上がってるな、ドキドキしてる感じ。
弾いてる途中でミスタッチして、変な音が聞こえてびっくりドキーン!!冷やっ!!という感じ ^^;

でも、本番前のリハーサルで、自分的にはまだ全然緊張していないと思っていたのに
自分で出した音が思いがけず力みで割れていたのを聞いて、はじめて
あれ?もしかして私、もう緊張してるんだわ、と気づいたんです。
緊張してないと思っても、実は緊張していることがあるんだなぁ・・・と。
そういえば、以前ピアノの発表会前のリハでも、師匠に肘ガッチガチ!と言われるまで
力みに気づけなかったこともありました。

ということは。

緊張しないで、平常心で本番にのぞみましょう、とかって巷ではよく言われますが

実際、本番も全然緊張しないんだ!と言う友人知人はいないわけで。
この人は全然緊張してなさそうだよな、と思っていた人も、
口を揃えて皆さん、「緊張はしてるよ~~~」と言うのです。

元来ビビりな私は、どう転んでも「緊張してないわけがない」んだな・・・
舞台にのる日は、たとえ自覚してなくても、緊張してしまってるんだ!
それはごく当たり前の反応、自然現象で、仕方ないことなんだ!

だから、緊張しないように努力するより、
緊張していても大きく崩れないで弾けるようになるには、どうすれば?っていう方向で
考えた方がいいんだな、と思いました。

緊張を受け入れる?いや、そうでもなく。
緊張を『流す』と考えるといいんですよ、とヨガのコーチからもらったアドバイスは
私にとって、かなりしっくりくるものでした。

「あー、私いま緊張してるなぁ」と思うだけでいいんじゃないですか?と。
そこから、さらに「間違えたらどうしよう」とか、まだ起こってもいない先のことまで心配するのが
余計なことなんです、と。

あー、余計なこと・・・すなわち、邪念ですね

音符ライン3

それから、今回初めて考えたのは、気負いについて。

前回の本番が終わったあと、凹んでる私に
ダンナが「今回はいつもより気合いが入ってる感じだったよね?」
と言ったのです。
ちなみにダンナは演奏を聴きに来ていないので、
これは事前の自宅での私の様子の話。

でも、自分では今回の演奏会に、特別な思い入れがあったわけでもなく
特に気合いを入れて練習していた自覚もなかったので
え?そう??なんで、そう思われたのだろう???
とビックリしたのですが・・・

そういえば、初めて「後ろから譜読み」したり、後半練習を強化したことで
「これでどうだ!」的な気合いは、入っていたのかもしれない?
これだけ練習したんだから後半は大丈夫なはずだ、と思っていたから
後半でミスったときに、必要以上に動揺して崩れたのかも?と

これが、気負いというものだったのかも??


そもそも、私は別にノーミスで弾くのが目標ではありません。
機械じゃなくて人間ですから(笑)
聴き手が気にならない程度のミスは仕方ないと思っています。

でも、ときどき1つのミスタッチからガタガタと大きく崩れてしまうことがあって
そうすると音楽の流れが滞ってしまうので
それは何としても避けたい!
だから、そのきっかけになってしまうようなミスタッチは出来るだけ避けたい。
そんな流れで、どうしても「まず楽譜通りに弾ける」練習を優先してしまう・・・

よくよく考えると、それでも結局、ミスはしてしまっているわけだから
悪循環というか・・・ノーミスを目指してしまうと、そこから抜けられないのかも?

防げないミスは絶対ある、だけどスグ復活できればいいじゃん!と
思考回路を変えていったほうがいいかも?
絶対大丈夫!とか無理に思い込もうとするより、
多少のミスは想定内とするほうが、身の丈に合っているかも?

バジル先生の 吹奏楽部員のための ココロとカラダの相談室(メンタルガイド編)』という
アレクサンダー・テクニックの本を読んでいて
刺さる台詞がありました。

「気をつけることをポストイットに書いて貼って、はがしていく練習だけでは
面白い演奏にならない、頭の中がポストイットで一杯になっちゃうから。」
っていう、あるサックスの先生の言葉です。

予定調和的では面白くない、
もっと曲を面白がりながら演奏しましょう、と。

間違えないようにしなきゃ!とキリキリしてたら
そんな気持ちの余裕はできませんね^^;

音符ライン3

声楽の先輩からの話も、なるほど納得でした。
習っている歌の先生はピアノが上手じゃないんだけれど
レッスンでテキトーに伴奏を弾いてくれて、いっぱい間違えてるんだけど
なのに不思議と歌いやすいんだ、とおしゃるのです。

細かい音うんぬんより、
こういう音楽だ!と示してくれている、そこがポイントじゃないか?と。

私も、その歌の先生の伴奏ピアノを聞いたことがあるだけに
納得せずにはいられませんでした。

特に伴奏では、例え自分のピアノができなくたって、
相手が弾きやすければOKなところがあるんだから
自分の出す音ばかり細かく見すぎると、音楽が共有できなくなるよ、と
アドバイスをいたたきました。

気にしすぎ!真面目すぎ!
昔から、先生によく言わてる言葉です。

いい意味でのテキトー感を身につけたいなぁ・・・
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