モチベーション停滞期脱却?間延びの原因考察

2016.08.08 17:31|学ぶ
学校が夏休みに突入した上に、体調まで崩してしまったため
思うように練習できない日々が続いています

これまで、どんなに忙しかろうが、どんなに壁にぶち当たろうが
ピアノがんばるぜーっていう気力まで削がれたことはなかったのですが
体調不良ってものは、あっけなく気力集中力を奪い去っていくものなのですね
自分の力ではどうにもならないことだから?ふぅ、これもまた人生経験・・・

どうしても気持ちばかり焦ってしまうのですが
さしあたって直近に迫る本番もないんだし、悩んだところで得られるものはないんだし
むしろ、弾けない時間を利用して曲を寝かせて、客観的にいろいろ勉強しよう!
そのうち復活できて、慌てて追い込む羽目になったとき、
糧となる経験を得る時間にすりかえよう!


結局のところ、夏休み期のこの手の葛藤は毎年のことなんですけどね~
いつになったら葛藤抜きでブレない自分を保てるようになるのであろうか・・・



さて、夏休みに入る直前に、レッスンオンパレード期がありました。
しばらく来られないのだから今のうちに!とばかり
ピアノのレッスン、歌の伴奏レッスン、弦の合奏、わずか1週間で次々と入ってしまい
課題が一気に山積になりすぎて、頭を整理するのが大変!

特にピアノの師匠は直すのに1~2ヶ月分かかるような大きな課題を
どっかどっかと提示されるので、なかなかハード・・・
ですが、とても勉強になります


そのレッスンにて、師匠に大きなヒントをいただいたことで
個人的に長年の謎だった「どうしてテンポが(無意識に)だんだん遅くなっていくのか?」問題に
少し風穴が開けられたかも??

全体的な間延び原因として、
単に性格的にノンビリしてるから、というわけではもちろんなくて(苦笑)
根本的に拍オンチだというわけでも、どうやらなさそうで
まずはとにもかくにも打鍵が遅いこと・・・しかも弱ければ弱いほど遅くなること・・・のみならず
1拍目に比べ2拍目の入りがほーーーーんの僅かに遅いこと!
これ、おそらく100分の1秒レベルの遅れなんじゃ・・・って程度です。先生の耳、おそるべし!
さらに、よく動く右手←→鈍い左手の間で、拍感が僅かにずれていたりすること・・・

打鍵が遅いのは、鍵盤から手を離しすぎてるせいもあるし
音域の幅の広い和音で、手首をガッチガチに固めすぎてるせいでもあったり
スタッカートなどだと、鋭く突かなきゃ!と頑張りすぎてるせいもあったり。

さ、ら、に。拍感って、とても難しいなぁと感じます。
曲によっては、円を描くようにとか、水車が回るようになどと例えられることもありますが
その描き始めが、下から上に向かって弾みをつけてクルっと回す円なのか
上から重力に任せてクルっと勢いよく回す円なのかでもう全然違う!

確かに以前の曲は上からだったけど、今回のは絶対、下からの円だよね!?
なーんて言われて口をあんぐり・・・

もちろん、円のようにではなく、坦々と刻んでいく拍もあるわけで。
あるとき、めちゃくちゃ速く弾かなきゃならないところで
譜面上はぜんぜん難しい音じゃないし、指も回ってないわけじゃなさそうなのに
なぜテンポあげられないんだろうって四苦八苦してたら
本当は4分の4拍子だけど、もっと大きくとらえてごらん、
いっそ1小節を1拍だと思ってノッて弾いてごらん?と
アドバイスされたとたん、あっさりテンポアップできたこともありました。
あの苦労はなんだったんだ?の、拍マジック

考えれば考えるほど、理由って複合的なんだなぁ・・・

そこへ師匠の名言が飛んでくるわけです。
かんがえすぎ!!」


いろいろ頑張らなきゃ!と肩肘はる方向性ではなく
とにかく耳だけはしっかり研ぎ澄まして、
肩から下はシンプルに「余計なことをしない」方向性で
海の波にゆだねるがごとく、ゆらゆらと乗り切ってみようと思います^^;



1月レッスン記① 急→緩は要注意!

2015.01.16 16:57|学ぶ

今年最初のレッスンに行ってまいりました。
小学校でインフルエンザが流行る前に
曲はブラームスのラプソディ Op.79 です。

今回、もっとも時間を割かれたのは、最終頁。
出だしの激しさからは予想できないくらい静かな終結部です。
ツッコミの理由は大小いろいろありましたが
大雑把にまとめれば「突然ガクンと遅くなり、流れが悪くなる」

IMG_1455 -1
場面転換する☆前でテンポを緩めたら、☆後も緩めっぱなし・・・

  

緩めたら、戻さなきゃ!と。
IMG_1455 -2



・・・懺悔したいことが2つ(><)

実はココ、自分でも「何だかここだけ別の曲みたいになってしまってる気がする」と
薄々は違和感を感じていたんです。
何だかなー?と思ったんだったら、どうにかしなきゃと思えよ、自分

いやまあ、それなりに何とかしたいと練習してはいたんですけど
詰めが甘かった、ということなんです。
たぶん、遅いテンポでばかり練習していたせいでもある。耳がそれに慣れてしまった。
耳ってマンネリ化するんだな。と思いました。

こういうところが、前回記事に書いた「あと一歩力」、今年の課題なんですよねぇ・・・



それからもうひとつは、以前に中間部でも同じ指摘を受けている、ということ。

そういえばココでも、遅くなりすぎていたし
IMG_1457.jpg

ココも同様の指摘を受けたことがありました。
IMG_1456.jpg

同じ曲の中ですら、経験を生かせなかった、
先生に同じことを何度も言わせてしまったわけです。
お恥ずかしい~(><)

月に1度行けるか行けないかの貴重なレッスンですから
「うお!自力じゃ全然、気がつけませんでした!」ってことを
先生から引き出したいじゃありませんか^^;



ちなみに、通して弾いている場合、
1枚目画像の☆のタイミングで
私の緊張感は一回キレる!ということも判明しました。
提示部と再現部を混同して、2回も間違えてしまいましたよ・・・

なので、急緩を繰り返す曲は、メンタルの配分も要注意なんですね。
気持ちも身体も、曲調が激しいところで張り詰めすぎだし、穏やかなところではゆるめすぎ・・・



今後の対策、まとめ。

緩めたら戻せない自分のクセを心に留めておく。
音の動きの少ないところが、自然に戻す(加速する)チャンス、らしい。


私の場合、緩急の変化を繰り返す曲での「緩い部分」には
特に気をつけなければいけないようです。
最初から最後までずーっと緩いままの曲とは違って
例えば比較的速めの両端部に挟まれた緩やかな中間部などでは、
前後とのバランス感覚が必要。

これって、今まさに弾いている、目の前にある頁しか聴けていないってことですよね・・・
客観的に自分の演奏を聴くって、何て難しいことなんでしょうか

自分で自分を指揮する力

2014.12.04 08:56|学ぶ
録画していた『題名のない音楽会』を見ていたら
番組50周年企画で、締めが佐渡裕さん指揮・バーンスタイン「キャンディード序曲」

番組テーマ曲ですし、他の場でも何度となく耳にしている曲なのに
あの日あの時の演奏は、特別にキラキラしているような気がして
TVごしなのに、とても感動しました。
コロコロ変わる表情や躍動感がありながらも息が合った・・・
いや、息というより気持ちが1つになっている演奏で
生きてる音楽だなぁ!と


そのときは、司会者でもある佐渡さん大写しのシーンが多かったんですが
その指揮を見ていると、
この素晴らしい演奏はこの指揮によって導かれている、とハッキリわかりました。

汗だくで楽しそうに指揮をふる佐渡さん、
まっすぐ情熱に突き動かされて奏でている・・・ように見えるけれど、

実際は、気持ちやノリだけで振っているわけがない
だったら途中で加速しすぎてしまったりするはず。
冷静で緻密な楽曲分析、音程、テンポ、音色、リズム、音量、バランス、
ありとあらゆる知識やテクニックが結集されているはず。
その上に、指揮者の表現したいことや、師匠バーンスタインとの思い出や、
番組に対する思い入れやなんかが乗っかって
さらにオケの意欲を引き出し、目指す音楽をすり合わせて1つにまとめる力も加わって
この演奏なんだな、と。

そして何となくぼんやりと思いました。
ピアノは1台でオーケストラ、ってよく言われるけれど
オケだけでなく指揮者も必要なのでは?
つまりピアノを独奏するときは、
自分の演奏を自分を指揮しないといけないんじゃ・・・


その思いは、ちょうど翌日でかけていったレッスンで
「やっぱり・・・」と確信に変わりました^^;

今回のレッスンでは
1曲を通した上での流れについてアドバイスを受けることができたのですが
次々に変わっていく場面ごとの雰囲気の切り替え部分、
私が弾くと場面ごとに違う曲か?のように纏まりに欠けていたところを
先生がちょっとしたことを色々と直してくださるだけで、
見違えるように1曲として流れるようになったんです。

私は気持ちに頼りすぎていたみたいで
例えば前の場面が静寂だったとすると、
次のカーンとはじける部分へ前の気持ちのまま入ってしまう。
ノリのいい部分を弾き始めてから徐々に気持ちが切り替わっていくんですね。
それじゃ遅くて、前の場面ラストの静かな1音を伸ばしながら、
静寂に浸りすぎず、次の気持ちを作らないといけない・・・

気持ちは一歩先へ。次の音楽を導き出す。
これってきっと指揮者の役割なんだろうなぁ、と思いました。

いくつか前に、自分の中にソリストが必要・・・て記事をかきましたけど
指揮者も必要なんだと痛感したレッスンでした。

あーあー、ピアノ弾きって、1人何役しなきゃいけないんでしょう!?

テンション高いスタートの曲

2014.11.14 23:15|学ぶ
声楽、フルートの友人たちと、久しぶりに合奏遊び。
育児も仕事もこなしつつ、趣味の音楽活動も精力的という
貴重な音楽仲間です。

そこで、私が「テンションが頂点から始まる曲が苦手で困っている」と
うちあけたことから、本番前のテンション準備の話に。

私以外の皆さん、「静かに平穏に始まる曲のほうがよほど苦手」なんだそう
だって自然に興奮しちゃわない?と

いや私の場合、緊張を抑えなきゃと思うあまり?
妙にテンション沈静化しちゃうんですがね~
興奮なんてしたら身体のあちこちが力みそうだし・・・


じゃあ、派手な出だしの曲で本番があるとしたら
とこから気持ちをあげていきますか?ときくと
「舞台袖からかな」
「弾きだす前には既に興奮してるよねぇ」

あ~あ、そこだ。
私はたいてい、自分が出す音を聴いてからエンジンがかかるのです
徐々に気持ちがあがっていく感じ、は
ロケットスタート曲に不向き極まりない

去年の発表会も緊迫感ある出だしの曲だったので、
弾き出す前に心の準備をせい!と、何度も叱咤激励されたのでした。
いや、心がけてはいるんですよ??いるんですが・・・
緊迫した音を、と身構えると、なぜか身体だけが無駄に力んでガッチガチ(苦笑)


このとき友人からきいた話が面白かったんです。
声楽の先生が、本番前の目の輝きがハンパないのだと。
身体が楽器の声楽家ですから、いくら興奮しても身体が固くなってはいけない、
だから体は力を抜いたまま「首から上だけ燃える」んだそうですよへぇえ!!

確かにオペラの曲なんて、実生活ではありえないくらいテンション高いのが
沢山ありますもんねぇ・・・

よく頂点というけど、点じゃないんだって、という話も目からウロコでした。
音を、1点を目がけて当てにいってはいけないと。
花火のように前後左右に広がりを持たせた音が理想なんだそうです。
そうか、そうだよな~


あとは「ユンケル飲んでみたら?」とかいう案も登場(笑)
え?ほんとにやってみようかな、それ!

室内楽に学ぶ(ブラームスの心得)

2014.10.14 22:13|学ぶ
練習要員ながら、室内楽のレッスンにご一緒させていただいて
ブラームスの作品を弾くにあたっての心得、というものを
ヴァイオリンの先生から改めて教えていただくことができました

たまたま今、自分がピアノソロでもブラームスの曲を練習していることもあり
先生が弦楽器に対して出す注意も、いちいち自分の胸に刺さる刺さる

というのも、弦カルテットの総譜って、ピアノの4声の曲の楽譜と似ているんです!
だから、「ピアノでも同じようなことが当てはまるのかも・・・」と感じることが多く
とても勉強になりました

音符ライン3

もっとブラームスらしさを出すために、と挙げられた要素の1つが
<音の持つ粘り>

特に弱音の質に気をつけるように、あちこちで言われました。
pでも厚み・存在感がほしい。薄く小さくするだけでは物足りないのだと。

特に印象的だったのは「テンションと音量は別問題」と言われたことです。
音量が小さくても、エネルギーのあるppであってほしい。と。

それから、やはり1つ1つの音に粘りを、という意味で
例えば、三連符直後の八分音符・八分音符直後の四分音符には、より何か含ませる感じを出す、とか
連続同音の場合も、ただ均等に繰り返すのではなく、だんだん重くするなどの工夫をする、とか。
鍵盤を沈ませるように弾くことでジワジワ感を出す、とか・・・
具体的なアドバイスが満載でした


もう1つ、気をつけるように言われたのは
<フレージングの長さ>

譜面には短いスラーが多々書いてあるが、
それに惑わされずに大きなフレーズを捉えること。
細かいスラーの終わりをいちいちすぼめると、フレーズが細かくなりすぎる。

また、dim.を見てすぐ音量を小さくすると、長いフレーズの最後までもたない。
長く緊張感のあるcresc.は、地下の底の底からじわじわと少しずつ登ってくるように。

今弾いているところの先を見据える、
長いフレーズの全体を見据える、ということに
意識を向けなくては、と改めて思いました


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