からたちの花

2017.09.25 12:29|聴く
今月に入ってから、転職が決まったり、子どもが新しい習い事を始めたり
合間に月末の本番に向けた合奏レッスンがあって・・・と
なんだか忙しくしていたら、ブログの更新が滞ってしまいました。

「忙」の字は、心を亡くすと書くんだよ、と
何かの本で読んでから
自分がいっぱいいっぱいだと自覚しているときは、
周りに対して横柄になっていないか、気をつけるようにしています。
だけど!敬老の日を忘れてしまったーーーー!反省!


さて、先週の小5のムスコの国語の音読の宿題が
北原白秋の詩「からたちの花」でした。

もしや・・・と思い、
「この詩は有名な歌になっているけど、知らない?」
とムスコにきいたら、案の定、「知らな~い」

義務教育の教科書から、古きよき童謡がなくなったこと
本当に残念です
新しい歌やポップスも、もちろん楽しくて耳慣れていていいんだけど
それだけでは近い将来、
世代を越えて音楽の話が出来なくなってしまいますね。。。

慌てて、ムスコと一緒に聴きました。


そうしたら、映像のおかげで、
自分がからたちの花や実を認識していないことに気づきました

ついでにちょっと調べたら、作曲者の山田耕筰が少年期に工場労働しながら学んでいたこと、
「工場でつらい目に遭うと、からたちの垣根まで逃げ出して泣いた」と自伝に書いていて
その体験を北原白秋が詩にしたのだ、ということも知りました。

歌は知っていても、その背景は何も知らなかった私なのでした^^;

学校で勉強するのめんどくさい、と言ってるムスコに
懇々と説いてしまいました(笑)


オペラって一期一会

2017.08.18 23:46|聴く

このところ忙しくしていたせいか、1ヶ月も更新が滞ってしまいました。
いくらやることがたくさんあるからって、忙くしすぎていては、
心の余裕をなくしてしまいますね・・・一息つく時間も作らなくては!

ネタも1ヶ月分さかのぼってしまうのですが^^;
声楽の友人に誘われて、東京二期会の企画による
オペラ『ばらの騎士』のプレ・ソワレというイベントに行ってきました♪

ドイツ文化センターにて、
7月に東京文化会館で行われるオペラ『ばらの騎士』の出演者、
幸田浩子さんと佐々木典子さんによるトーク。

過去に日本で上演されたオペラ『ばらの騎士』のVTRを見ながら
音楽評論家・広瀬大介さんによる解説も交えてきくことができました。

さて、オペラに疎い私は、2種類のVTRを見てびっくり!!
同じオペラ、同じシーンでも、
演出によってこんなにもセットや衣装、演技が違うとは!?

もちろん、その時々の歌い手さんの組み合わせ、
指揮者やオーケストラ、会場によっても違うわけで・・・

なるほど、オペラは総合芸術で、
ひとつひとつの舞台が唯一無二のものとなるわけですね~
いつの日か、自由な時間がたっぷり出来たら(老後!?)
いろんな演出のオペラを見比べる、なんていう贅沢な時間の使い方
してみたいかも?



評論家の方の解説は、初心者にもわかりやすく
R.シュトラウスについて、伝記を読んだときよりよほど勉強になりました^^;

R.シュトラウスは、オペラも交響曲も書くオールラウンダーだったということ。
『ばらの騎士』は、R.シュトラウスと同じようにオールラウンダーだった
モーツァルトへのオマージュだともいわれていること。

R.シュトラウス『サロメ』、『エレクトラ』といった前衛的なオペラを書いたが
どちらかというと古典的な雰囲気の『ばらの騎士』が、実はそれらより後に書かれていること。

そのため、前衛的路線から一歩引いた作品という印象を持たれることが多いけれど
よく聴くと、モーツァルトの時代には絶対に使われなかったような新しい和音、
挑戦的な工夫が随所に見られる、とのこと。

自分の葬式では『ばらの騎士』を流すよう言っていたことから
自身にとってもお気に入りの作品だったということがうかがわれるということ。
・・・などなど、解説してくださいました。

そういうことを知って聴くと、
知らなかった時とはまた違った聴き方ができそうです♪


さて、いちばんのお目当ては演奏の部でした。
お世話になっている声楽の先生が歌う
「元帥夫人、オクタヴィアン・ゾフィーの三重唱」

性別、年齢、身分、そして心情も異なる三者が
それぞれの歌詞、違うメロディで同時進行します。名曲です。

先生は舞台に出てきたときから元帥夫人のオーラをまとっていました。
出るだけで空気感を変えるって、すごい!もちろん歌も素晴らしかったです。

ところで、ピアノで三声の曲を弾くことがありますが・・・
単に10本の指で3つのメロディーを弾き分ける、という単純なものではなく
本当の三声ってこういうことなんだな!
って、痛感しました。
なんていうか、頭でわかっちゃいたけど、今まで実感できていなかったのような。

いろいろな収穫があったイベントでした。
誘ってくれた友人に大感謝♪




ラ・フォル・ジュルネで三重協奏曲を聴く

2017.05.11 12:37|聴く
ムスメの部活動が忙しく、遠出の出来なかったGWでしたが、
丸の内で開催していたラ・フォル・ジュルネの雰囲気を味わってきました♪

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ダンナが誕生日プレゼント代わりにチケットどうぞと言ってくれたので
本番3日前でも空いていたコンサートの中から、気になったものを1つ。
演奏会に行くときは、だいたい演奏者メインで決める私ですが
今回は曲で決めました

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公演141
メンデルスゾーン:劇音楽「夏の夜の夢」から 結婚行進曲
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 op.56

出演
テディ・パパヴラミ (ヴァイオリン)
グザヴィエ・フィリップ (チェロ)
フランソワ=フレデリック・ギィ (ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
廖國敏[リオ・クォクマン] (指揮)
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トリプルコンツェルト、というものの存在を去年まで知らなかった私^^;
教えてもらってすぐ、YouTubeでは聴いてはみたけど、
機会があれば一度、生で聴いてみたいと思っていたのです。
音楽史的にはあまり高い評価がされていないらしく?
たぶん音楽祭でもなければ、なかなか演奏されない曲のような気がして。

ヴァイオリンもチェロもピアノも、そしてオケも楽しめるという
なんとも贅沢なひとときでした。
あまりピアノパートは重くなくて、チェロの比重が高いのかな?と感じました。
ヴァイオリンがとても伸びやかに華やかに飾っていて、良かったです。
あと、当たり前だけど、ピアノって弦楽器じゃないんだな・・・と強く感じました。
ソリスト3人といっても、3人が溶け合う関係ではなく弦vsピアノとなるというか・・・
あくまで引立て合う関係となりますね。





さて、朝イチだった演奏会のあとは、東京駅探検をしていたダンナやムスコと合流。
天気が良かったので、外でパンをランチにをほおばっていたら
隣のビルで無料コンサートの整理券を配っているじゃないですか。ラッキー♪
というわけで、そちらは3人で拝聴。

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成り行きで聴いたエリアコンサートだけど
これがまたそれぞれ個性的で面白かったです!
なんとムスメと同じ中学2年生・・・とは思えない、山本爽楽さんの華麗な自作曲演奏に度肝を抜かれ
ヴァイオリン+ピアノのストリート演奏っぽいメジャー曲はリラックスできて
サックス+ピアノのフランク「ヴァイオリンソナタ」は、サックスでクラシック王道路線という珍しいスタイルで
あまりの本格的迫力にストリートでこんなの聴けちゃうの?と驚き
(この曲、ピアノ伴奏は半端ない難易度だと思うんです・・・)

それぞれの個性を比較する楽しみもあったりして、
有料コンサートとはまた違った意味で満喫しました

ムスコも久しぶりの思わぬコンサートを30分間、退屈せず聞けて、
ちょっと成長を感じたりも出来ました。
こないだ風邪をうつされて大変だったけど、許してあげよう(苦笑)

エリアコンサートをいくつも巡る、なんていうのも
いつか音楽の好きなお友達とやってみたいなぁ。

東京・春・音楽祭のガラコンでオペラに親しむの巻

2017.04.20 11:41|聴く
北海道から所用のため両親がやってきました。
空いている日に母と聴きに行けるコンサートがないかと探したら、
なんとタイミングよく『東京・春・音楽祭』のガラコンサートが!
しかも、コーラスをやっている歌好きの母が喜ぶであろうプログラム。
ちょっと早い母の日プレゼント企画となりました。

想像力UPのためにも少しはオペラに親しんでみようじゃないかと
思ったばかりの私にもちょうどいい、有名曲ばかりのプログラム。
一念発起して、予習をすることにしました。
コンサートまでに、歌われる曲のオペラのあらすじと歌詞を調べていくことを決意!
こういうのって期限つきじゃないと腰があがりませんからね

あらすじも歌詞も、ネットで調べればいくらでも解説が見つかります。便利♪
しかし、『フィガロの結婚』、『椿姫』、『ラ・ボエーム』・・・早くも頭がいっぱいになってきて
『愛の妙薬』『セビリアの理髪師』『リゴレット』『ナブッコ』・・・やばい混乱してきた。
『エルナーニ』『ノルマ』『マノン・レスコー』『ドン・パスクアーレ』・・・もはや頭に入らず(涙)
こりゃ、いっぺんに読みすぎた~~~!

というわけで予習は不十分でしたが、いざ上野の東京文化会館へ。
春というより初夏の陽気の中、会館前のベンチでサンドイッチを食べていたら
サクソフォーン・クァルテットの野外ミニコンサートが始まりラッキー♪
音楽祭中は「桜の街の音楽会」と銘打った無料コンサートがあちこちで開かれているようです。
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まだストーブが必要な北海道から来た母も、
音楽祭ならではの雰囲気を堪能できた模様


さて、いよいよガラ・コンサート。
中途半端な予習でしたが、やはりストーリーや歌詞を知って聞く歌は面白い!
5階席バルコニーでも過不足なく声を届けられる歌手って本当にすごいですね。
特にソプラノのCristina Pasaroiu、とても伸びる美しい声ですっかり魅了されました。
歌に対して私よりずっと耳が肥えているであろう母も気に入ってくれたそうです♪

偶然にも、昨年ピアノ伴奏をした曲が演目に入っていて
同じ曲のオーケストラ伴奏を生で聴けたことはとても楽しかった!
この音楽祭のために編成されたというレベルの高いオーケストラ、
聴き応え充分でした。

ところで、私が今回のコンサートで一番気になったのは
予想外にも歌手でも楽器でもなく、指揮者。
Speranza Scappucciという女性の方でした。
演奏を聴いていて、ここまで指揮が気になったのは初めてかも。
理由はうまく説明できないのですが(汗)
内面からあふれでるアグレッシブさが感じられるというか
素晴らしく惹きつけられる指揮だったんです。
この指揮者が振るコンサートにまた行きたい、と思いました


席を舞台に向かって左側に取ってしまったことは、私の失敗でした。
ピアノであれば鍵盤が見える左側の座席を無意識に押さえてしまったのですが
歌手の皆さん、袖から出入りしながら歌ったりプチ演技したりしていたので
しまった!右側からのほうがよく見えたのに!と残念でした^^;
次回は気をつけよう

オペラの予習をしたことで、気づいたのは
自分が有名曲を1曲知っているだけで
そのオペラのことを知ってる気になっていたということ!
たとえば、今回のアンコールでも演奏されたヴェルディのオペラ『椿姫』の「乾杯の歌」
この曲だけ聴くと明るく楽しい雰囲気ですが・・・
そういえば『椿姫』の内容は悲恋、最後はヒロインが死んでしまう悲劇じゃないか!とか^^;
自分の無知さを改めて自覚した結果となりました。
知らなくてもそれなりに音楽は楽しめるかもしれないけど、詳しく知ればもっと楽しめるはず♪

ところで、東京文化会館にて、こんな階段を発見!
お客さんに情熱を感じてもらい、心高ぶらせた状態で音楽を楽しんでほしいという
思いが込められての赤色なんだとか。
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演奏者が使うエリアには、青い階段もあるんだそうですよ。
緊張を鎮めて心落ち着かせるための青色ですって。
発表会の会場の階段も青く塗りたい(笑)

「題名のない音楽会」観覧♪

2017.04.05 22:20|聴く
この春、予想外に嬉しい出来事がありました!

テレ朝の番組『題名のない音楽会』の司会者が
元劇団四季の俳優、石丸幹二さんに

前司会者の五嶋龍さんの、心底楽しそうに演奏する姿も好きなので
交代すると知ったときは、残念だったのですが・・・

劇団四季時代からファンの石丸さんに、これから毎週お会いできるなんて!
四季を退団してしばらくは、全くお目にかかれない期間もありましたので
こんな嬉しいことはありません

その上、視聴者観覧の応募に当選した友達が
帰省で行けないからと機会を譲ってくれたんです

こんな幸運、あっていいのか

時間帯は平日夕方~夜でしたが、運良く子供たちの習い事がない曜日。
もう中2になる上の子の「いいよ~、行ってきて」の言葉に感涙
苦節(?)13年目にして、ようやく平日夜に出られるようになってきたのね・・・

というわけで、行って参りました、視聴者観覧。
4/16放送予定の「世界が描いた日本の音楽会」と、
4/23青少年のための管弦楽入門の音楽会」です。
場所は東京オペラシティ、オケは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団でした。

席は現地に行ってからランダムにチケットを渡されるのですが
これまた1階6列目、司会者の待機スペースのすぐ前をGET!
もう今年の運は全部使い果たしたんじゃなかろうか(笑)

収録とはいえ公開の場なので、曲の演奏は一回ずつでしたが、
幕間のトークがやはりTVより長くて面白かったです。
ゲストの池辺晋一郎さんが連発していたダジャレ、いったいいくつ放映されるんだろう?
プログラムにも曲の解説が詳しく載っていて、コンサートみたいな充実度でした。
やっぱり生演奏はいいなぁ・・・空気感はCDやYouTubeでは味わえませんね。

4/23放送の、B.ブリテン作曲「青少年のための管弦楽入門」という曲が
とても興味深かったです。
オーケストラの楽器を分かりやすく解説するための楽曲で、ナレーション付きなのですが
印象的な主題が異なる楽器で次々と変奏されていくんです。
どの楽器も見せ場があるからか、熱演でしたよ!
ラストで全楽器が2つの違うメロディを同時に歌うところは感動しました

TVで子供たちにも聴かせようと思います♪

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