譜読み革命

2017.05.02 12:21|弾く
おっと、ピアノネタが久しぶりになってしまいました^^;
発表会のあとは、ちょっとした放心状態で練習サボり気味に・・・
趣味にだって休養は必要、人間ですからねっ!

春休みや新年度スタート、季節の変わり目だけに健康維持にも何かと苦労し
身辺も何となくバタバタでしたが、ようやく落ち着いてきました。
さ、譜読み譜読み・・・

これから譜読みしていくにあたって、私的に大きな決意をしました!
後ろから譜読み

ピアノが上手な方に、譜読みのコツを尋ねると
かなりの確率で「難しいところから譜読みを始める」と言われるので
これまでも試してみたことはあったんですよ!
でも、ダメだったんです。

だって、いきなり曲の途中から譜読みするなんて、気持ちがノらない~。
冒頭の素直で単純なメロディーお預けにしておいて、
複雑で飾られた変奏部を、しかも高速でなんて。

しかも、いきなり一番難しいところを練習するということは
そこを思うように弾けるようになるにもか~なり時間がかかりますから、
新しい曲がかたちになってきた!というワクワク感がなかなか味わえない。

行ってきまーす♪と家を出たとたんに断崖絶壁じゃ、なんだかな~
きっと私には、緩い裾野から徐々に急斜面を登って行く方が、
性に合っているんだわ
ま、結果的に最後まで辿り着ければ、いいじゃないの~

というわけで何度か挫折したあげく、すっかり忘れていたわけです。。。


でも、先日のひとり反省会で、ついに観念しました
毎年、本番で集中力が切れてしまった~と後悔するのは、いつも後半!
思いがけないミスが出るのも、後半!
ある程度、弾けるようになってから出来る対策はあれこれ試してきた。

となれば、あと変える余地ありなのは・・・弾けるようになる前の段階だろ~!
もう見て見ぬフリは出来ません・・・

新しい曲はどんな感じかしら~とワクワクする気持ちは
ちょろっと遊び弾きで味見しておく程度にしておいて
真面目な譜読みは、キリのいい部分でわけて『後ろから』始めました。

あえて『難しい所から』とはしませんでした。
そもそも『難所』の定義って難しいですし
(私にとって簡単なところなんて1小節もない気すらしてくる
どーせ、難しいところは後ろに多いんだろうし^^;

すると・・・最初は戸惑うことばかり。
スケジュールの都合で、
作曲者も形態も雰囲気も異なる3曲の譜読みを同時進行してるせいもあり
まぁ遅々として進みません。

いきなりコーダで、変化のめまぐるさにクラクラしたり
えっ最後の2頁だけテンポこんなにあがるの?それって可能??と不安になったり
うわ、ラストのテンションどこまでも高~!!!と途方にくれたり

でも幸いどの曲もまだ急ぐ必要がないので
とにかく少しずつ、丁寧に、落ち着いて。
今までみたいに1日で最初から最後までとりあえず一気に譜読みー!とかやめて
余力があったとしても1日1シーン以上は読まない、と決めて、
じっくり時間をかけて譜読みしました

そして今、どの曲も
ようやく最初まで譜読みができた段階あたりなのですが・・・

終わってみれば、
「最初は大変だったけど、だんだんラクになるってのもなかなかいいかも?

すいません、しごく月並みな感想ですが^^;

普通に前から譜読みしていくと、
次どう変化するんだろう?というドキドキ感があって、それが楽しいんだけど

後ろから譜読みしたときのほうが
あー!あの部分は、このメロディをアレンジしてたのか、と気づきやすかったかも。
あと、最初に辿り着いたとき、ゴールというか目指すところがしっかり見えていると思えました。

もっとつまらないかと思ったけど
これはこれで意外と楽しめる、のかも?

あと単純に、後半部分の練習回数の重ねが確実に増えますね!
難しいところのほうが手に馴染んでいる、という
今まで経験したことのなかった不思議な状況の現在です。

さあ、これが仕上がりにどう影響してくるかしら?
半年~1年かけての人体実験、がんばりまーす(笑)




本番1週間前の崩れと、立て直し

2017.03.11 21:26|弾く
発表会の一週間前にして、ようやく
怪我をしていた指の絆創膏が取れました!
まだ傷は薄皮ですが、痛みなく弾けます♪
ギリギリ間に合った!よかった~!!

喜んだのはつかの間、
恒例のスタジオ自主リハで・・・まさかの暗譜落ち!!
しかも、いきなり2楽章の出だし、1ページ目で。

ど、どーーしちゃったの、自分!?

4小節ほど、しっちゃかめっちゃか弾いて何とか復活したものの
大きく動揺したので、3楽章の出だしのテンポが速すぎたらしく・・・

すっかり弾けるようになってたはずの、速スケールがスカスカに。



以前は本番前日やっていたスタジオ自主リハ、
こういうことがあるから、去年から1週間前にするようにしたんですよね。
とほほ。

帰ってから、落ち着いて、どうして崩れたか考えることに。
ちゃんと録音はしておきましたから(苦笑)


慣れないピアノで、いきなり通したのですが
(それはわざと。極限まで緊張状態にしたかったからです。まんまとハマった)
出だしで思ったより小さい音が出せず
小さくしようとしたら、今度は消えちゃったりして
そんな小さな動揺が重なって、右手の一音をミスったのが崩れのきっかけでした。

すっかり暗譜に慣れて、手記憶にすり替わっていたのかな
もう一回、片手ずつ暗譜してるか確認することに。

他に何か思い当たることはないか?と思ったら
多分、呼吸を忘れていた!?うん、きっとそうだ。
私が今までに何度もやってきた失敗です

呼吸を常に自然に流すって、難しいですね。
昨日まで出来ていても、次の日は突然、忘れている。
おそろしい~

それから、ゆっくり落ち着いて弾いていると
手首~肘のあたりが、こわばっていたことにも気づきました。
小さい音を出さなくてはと、変な緊張をしていたのかも。
ということで、出だしでソフトペダルを踏まないつもりでいたけれど、
やっぱり踏むことを決意!
音色が少し変わっちゃうのは不本意だけど、出だし怖がらず音を出すことを優先しよう。

あとは・・・弾き始める前に、まず気持ちを作っていなかったかも?
指はほぐしたけれど、身体の準備体操は忘れていた。
肩や腰、肘を回しておけば、ずいぶん違ったかもしれない。
椅子に座ってからも、肩が力んでないか確認しよう

それから・・・と。3楽章が突っ走ったのは、気持ちが焦ってただけじゃなくて
打鍵が上っ面をなでてたのかもしれない。
このごろ通し練習が多かったから、流れすぎたかな?
1音1音しっかり打鍵することを心がけて、ゆっくり弾く練習をしてみました。


はーーーー。よくもまあ、こんなに色々とアクが出てきたものです。

思えば、ファツィオリで楽しく通して弾けた先週も、予兆はありました。
何と、出だしの音を間違えたのですから
最初の音を間違えるって、毎年、発表会前に一度は経験しているような・・・

じわじわと少しずつ、気持ちも身体も緊張してきていたのでしょう



崩れないで本番にいけるようになりたいな~と思ってきたけれど

もう仕方ない!人間は緊張、するもんだ!!

いまのうちに崩れておいて、よかったんだ!!
そのために、事前にアクを出し切るために、リハをしているんだ!!

完全に開き直って、丁寧に練習しながら残り1週間を過ごしました
あとは、なるようになるさ!!


でも、いつか。
気持ちは緊張していても、身体はリラックスして弾けるようになりたいなぁ・・・と
思っています。

手の交差、試行錯誤中

2017.03.03 23:38|弾く

ようやく左手親指のテーピングを取ってピアノが弾けるようになりました♪
まだ絆創膏はしてますが、あと1週間で取れるかな?^^;

さて、もういいかげん仕上げなければいけない発表会曲ですが
いつまでたってもしっくりこないところがありました。
3楽章の出だし、左手を右手と交差させて、
ベース音を鳴らしたりメロディを歌ったり、を繰り返す部分です。

腕をクロスして弾くことに、これまで苦手意識はありませんでした。でも、
左手を右手と交差させて、高音メロディを4小節も弾く・・・っていうパターンは
もしかしたら今までやったことがなかったのかも?

単音メロディだし、特に難しいわけでもないのですが
とにかく弾きにくい・・・ということは余計な力が入ってる気がする。
それに自分の出す音色が好きじゃない

身体をちょっと左に右にずらしてみたり
少し後にそらしてみたり、逆に前に出てみたり
あれこれ試してはみたんですけど、どれもしっくりこなくて

以前、レッスンで先生に相談したら
身体は中央でいいんじゃない?それより左腕が力みすぎかな。
腕を交差しただけで普段より力んでしまうのが普通、
だからいつも以上に意識してリラックスして!とのことでした。

ああ~、またもや無自覚な力みが原因か
ちょっと気をつけるだけで、ずいぶんと弾きやすくなりホッ。
身につけたばかりの肘を回す動きも役に立ちました

しかし・・・まだ何かぎこちないような??

と悶々tしていたら、ある日偶然、気がつきました。
腕を交差させるときに腕だけじゃなく、腰のひねりをちょっと加えるとラクなことに!

うう、肘の次は、腰かぁ~!
他のところでも、実は腰が原因ってところ、ありそうだなぁ



これで上手くいくかと思ったけれど・・・まだ弾きづらい感がぬけない
1年も弾いてきたのに、なんでだろう~

そうしたら、今度はたまたまTVで見た演奏にヒントをもらいました!
同じベートーヴェンの『熱情』を、ピアノフォルテで弾いている映像を見ていたら
手を交差しているところがあって、
そのときのピアニストさんの背が、ちょっと丸まっているような??気がしたんです。

上半身をそらせるのでも、前傾するのでもなく、丸める??

さっそく試してみたら・・・ひ、弾きやすい!!

何故かはわかりませんが、
ほんの少し背を丸めると、ちょっと腕に余裕ができるような???


さぁ、これがなじめば、しっくりくるのか
まだ何か足りないのか?^^;

いちばん大切な主題のメロディーが、最初に出てくるところなので
何とかして、きれいに歌いたいなぁ~

ppあってのメリハリ

2017.02.17 10:14|弾く
今月のレッスンに行く途中、
前日に録音した自分の通し演奏を聴いたのですが
「なんか・・・音色はよくなってきたけど、全体的にメリハリないんだよな~」と思ってしまいました。

うーん、だいぶ大きい音も出せるようになったつもりでいたけど
まだまだ華やかさが出てないんだな、と。

そうしたら、レッスンでつまづいたのは、小さい音の方でした。

2楽章の出だしは、pじゃなくて、ppだよ!
3楽章の出だしも、1頁以上ppが続くんだよ!
もっと小さく!!もーーーっと!!

そう指摘されて初めて、そうういえばppとpの違いを
あまり意識してなかったことに気づきました^^;
「小さい」っていう、大ざっぱなカテゴリでくくってたかも??オイオイ

自分ではppのつもりで弾いても、「まだ小さく」と言われてしまいます。
体重をのせずにフワフワと浮かせて消えちゃうか
音が消えそうでこわくてつい大きくなっちゃうか

小さい音を出そうとすると、つい身体が緊張してしまっているような・・・
生理現象として、自然に息を潜めたくなるからかな?
リラックスして、でも指だけじゃなくて腕全体の重みを使っての、弱音。難しいです

「そうそう、それくらい!」と言われた音は
私の中の「小さい」の基準を超えた小さい小さい音色でした。
ppって、こんな小さかったのか!!!


帰ってきてから、もう一度、通して弾いた録音をきいてみたらビックリ!!
うそみたいにメリハリがついた曲に生まれ変わった!!!

ダイナミクスの振り幅は大きい方がいい。頭ではわかっていたつもりでしたが、
自分の思い込みで小さい方の限界ラインを狭くしていたんだなぁ・・・


きれいなpp、安定して出せるようになりたいな。
今はまだ、いい音が出るか出ないか、博打のような感じ(汗)

練習としては、ppでばかり弾くのではなく
まず大きな音でも弾いてみるといい、とききました。
同じことを、先週きた調律師さんも言っていて

赤ちゃんのお腹を指でそっと押すようなタッチで、と言われたこともあったかな。

発表会はもう来月だけど、これは大きな課題だなぁ~。
「千里の道も一歩から」ってことで、
年単位で未来を見据えてコツコツやっていきます♪



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小品・短期決戦

2016.12.15 10:33|弾く
前回の続きになりますが
子どもたちの発表会に、小品で参加することになったのが急だったため
譜読みから仕上げるまでの期間が、経験したことない短さでした

私にとってピアノはあくまで趣味、練習時間をコンスタントに確保するのも難しいので
この数年、ソロ曲は1年、伴奏も半年はかけて仕上げていました。
だから、小品といえども1ヶ月弱で人前に出す状態にもっていくなんて
何からどう始めたらいいものか!?

練習を始める前から焦る私に、娘の先生は笑って言いました。
「まずはとにかく左手を外さないよう、根音を意識しながらペダルなしでしっかり練習して!
右手なんて黙ってても弾けるようになるんだから。」

は~。た、確かにそうですね・・・^^;
音域が広く、跳躍が多い曲なので、まずそこ超えるしかない!

左手を集中的に練習し、その動きをなんとか体になじませたところでレッスンに行くと
曲想に対する指導をいただきましたが、なるほど指摘をすぐに反映しやすかったです。

準備期間が長いときは、まーずメロディラインばかり気にして練習してしまってましたが
(だってそのほうが楽しいし^^;)
要領よく仕上げなきゃいけないとき、最初に考えるべきところは左手の安定だったんですね。。。

さて、準備期間が短いことを言い訳に、手抜き仕上がりにしたくはなかったので
これまでの経験・反省を総動員!
”楽譜通りに弾いてます”だけじゃ、弾くのも(聴くのもきっと)つまらない!
短い曲だけど自分なりに楽譜を俯瞰していくつかの場面に分け、景色の変化をイメージしたり
録音して聴くを繰り返し、自分を聴き手にして駄目出ししたり
3回通して集中力が保てるか試したり、
「きちんと楽譜通りに」の気持ちを手放して通すメンタル練習も。
長い準備期間の締めにやることを、凝縮して取り入れました。

ただし短期間だけに、直前はあまり練習しすぎないなんて言ってられない!
前日ギリギリまで進化させるべく、必死オーラ全開でした^^;
といっても、子どもたちも本番を控えているわけだから、そこはあくまで子ども優先・・・
ムスコの暗譜練習に付き合い、ムスメの衣装選びに付き合いつつ(苦笑)

どうしてもテンポが遅くなりがちで悩む私に
その日の自分の調子や気分でテンポが多少変わるのは当たり前!
そのとき気持ちよく弾けるテンポが、その日いちばん上手に弾けるテンポだと思っていいのでは?と
肩の力を抜かせてくださったムスメの先生にも感謝。
真面目すぎず、ここで聴き手をどう驚かせてやろうかな?とかいう遊びの感覚も必要ですよ!と。

結果、緊張とリラックスのバランスがほどよい状態で本番にのぞめたかなと思います。
やればできるもんだ、という新たな自信もそれなりについたかな?
でも、やっぱり練習期間には余裕がほしい~

久しぶりの連弾だったので、
楽譜の強弱記号に忠実になりすぎず
相手の音を耳で聴いて自分の出すべきボリュームを判断する、なんていう
基本的なことも最初は忘れていました。思い出せてよかった~!

そうそう、新たな自分のクセも発見!
久しぶりにゆったりした曲を弾いたからかもしれませんが
間を取るタイミングで自分の気も抜いてしまうというクセ
間は休みじゃありませんねー。気をつけよう
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