東京・春・音楽祭のガラコンでオペラに親しむの巻

2017.04.20 11:41|聴く
北海道から所用のため両親がやってきました。
空いている日に母と聴きに行けるコンサートがないかと探したら、
なんとタイミングよく『東京・春・音楽祭』のガラコンサートが!
しかも、コーラスをやっている歌好きの母が喜ぶであろうプログラム。
ちょっと早い母の日プレゼント企画となりました。

想像力UPのためにも少しはオペラに親しんでみようじゃないかと
思ったばかりの私にもちょうどいい、有名曲ばかりのプログラム。
一念発起して、予習をすることにしました。
コンサートまでに、歌われる曲のオペラのあらすじと歌詞を調べていくことを決意!
こういうのって期限つきじゃないと腰があがりませんからね

あらすじも歌詞も、ネットで調べればいくらでも解説が見つかります。便利♪
しかし、『フィガロの結婚』、『椿姫』、『ラ・ボエーム』・・・早くも頭がいっぱいになってきて
『愛の妙薬』『セビリアの理髪師』『リゴレット』『ナブッコ』・・・やばい混乱してきた。
『エルナーニ』『ノルマ』『マノン・レスコー』『ドン・パスクアーレ』・・・もはや頭に入らず(涙)
こりゃ、いっぺんに読みすぎた~~~!

というわけで予習は不十分でしたが、いざ上野の東京文化会館へ。
春というより初夏の陽気の中、会館前のベンチでサンドイッチを食べていたら
サクソフォーン・クァルテットの野外ミニコンサートが始まりラッキー♪
音楽祭中は「桜の街の音楽会」と銘打った無料コンサートがあちこちで開かれているようです。
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まだストーブが必要な北海道から来た母も、
音楽祭ならではの雰囲気を堪能できた模様


さて、いよいよガラ・コンサート。
中途半端な予習でしたが、やはりストーリーや歌詞を知って聞く歌は面白い!
5階席バルコニーでも過不足なく声を届けられる歌手って本当にすごいですね。
特にソプラノのCristina Pasaroiu、とても伸びる美しい声ですっかり魅了されました。
歌に対して私よりずっと耳が肥えているであろう母も気に入ってくれたそうです♪

偶然にも、昨年ピアノ伴奏をした曲が演目に入っていて
同じ曲のオーケストラ伴奏を生で聴けたことはとても楽しかった!
この音楽祭のために編成されたというレベルの高いオーケストラ、
聴き応え充分でした。

ところで、私が今回のコンサートで一番気になったのは
予想外にも歌手でも楽器でもなく、指揮者。
Speranza Scappucciという女性の方でした。
演奏を聴いていて、ここまで指揮が気になったのは初めてかも。
理由はうまく説明できないのですが(汗)
内面からあふれでるアグレッシブさが感じられるというか
素晴らしく惹きつけられる指揮だったんです。
この指揮者が振るコンサートにまた行きたい、と思いました


席を舞台に向かって左側に取ってしまったことは、私の失敗でした。
ピアノであれば鍵盤が見える左側の座席を無意識に押さえてしまったのですが
歌手の皆さん、袖から出入りしながら歌ったりプチ演技したりしていたので
しまった!右側からのほうがよく見えたのに!と残念でした^^;
次回は気をつけよう

オペラの予習をしたことで、気づいたのは
自分が有名曲を1曲知っているだけで
そのオペラのことを知ってる気になっていたということ!
たとえば、今回のアンコールでも演奏されたヴェルディのオペラ『椿姫』の「乾杯の歌」
この曲だけ聴くと明るく楽しい雰囲気ですが・・・
そういえば『椿姫』の内容は悲恋、最後はヒロインが死んでしまう悲劇じゃないか!とか^^;
自分の無知さを改めて自覚した結果となりました。
知らなくてもそれなりに音楽は楽しめるかもしれないけど、詳しく知ればもっと楽しめるはず♪

ところで、東京文化会館にて、こんな階段を発見!
お客さんに情熱を感じてもらい、心高ぶらせた状態で音楽を楽しんでほしいという
思いが込められての赤色なんだとか。
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演奏者が使うエリアには、青い階段もあるんだそうですよ。
緊張を鎮めて心落ち着かせるための青色ですって。
発表会の会場の階段も青く塗りたい(笑)

大岡信さんのうた

2017.04.12 12:33|未分類
詩人の大岡信さんの訃報を新聞で見ました。

そこで紹介されたいた一遍の詩「木馬」を読んだとたん
合唱の歌声が走馬燈のように頭を駆け巡りました。

木下牧子作曲の合唱組曲『方舟』の中の一曲、「木馬」です。


私が高校入学直前に、先輩たちの演奏を聴いて
合唱をやろうと思うきっかけになったのが、組曲『方舟』でした。
その時に印象深かったのは、
終曲「方舟」の5拍子という拍感の圧倒的な迫力だったのですが



後にOBとなって定期演奏会で歌うことができたとき
他の3曲「水底水笛」「木馬」「夏のおもひに」も
詩の言葉とメロディの美しくて、改めて大好きになりました。

そういえば、あの曲の詩は大岡信さんだったんだなぁ・・・

あらためて詩だけ読んでみたら・・・こんなに難解だったか?とビックリ。
高校時代、どんなに勢いだけで歌を歌っていたか思い知らされました。
発音や発声やハーモニーだけでなく、深く意味まで考えて歌ったことがあるか?と
若い頃の自分たちに言ってあげたいです(笑)

詩が大岡信先生の十代のころの作品と知って、二度ビックリ。
さらに、この曲が木下牧子デビュー作と知って、三度ビックリしてしまいました。

大岡信さんの十代といえば、戦後すぐ。 『方舟』は1951年の詩です。
戦争や学生運動というキナ臭い時代の、
青年の喪失感や不安、そして未来への希望が込められていたのですね。
そして、木下牧子さんは『方舟』に魅了されたあと、
大岡信さんの書いたもの全て読破したとインタビュー記事にありました。

今はすっかり合唱からは遠ざかっている私ですが
懐かしい曲について、そして大岡信さんの詩について
もっと知りたくなりました。


東京は桜が満開です
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旅立たれた大岡さんも、空からお花見を楽しまれているのかもしれませんね。

「題名のない音楽会」観覧♪

2017.04.05 22:20|聴く
この春、予想外に嬉しい出来事がありました!

テレ朝の番組『題名のない音楽会』の司会者が
元劇団四季の俳優、石丸幹二さんに

前司会者の五嶋龍さんの、心底楽しそうに演奏する姿も好きなので
交代すると知ったときは、残念だったのですが・・・

劇団四季時代からファンの石丸さんに、これから毎週お会いできるなんて!
四季を退団してしばらくは、全くお目にかかれない期間もありましたので
こんな嬉しいことはありません

その上、視聴者観覧の応募に当選した友達が
帰省で行けないからと機会を譲ってくれたんです

こんな幸運、あっていいのか

時間帯は平日夕方~夜でしたが、運良く子供たちの習い事がない曜日。
もう中2になる上の子の「いいよ~、行ってきて」の言葉に感涙
苦節(?)13年目にして、ようやく平日夜に出られるようになってきたのね・・・

というわけで、行って参りました、視聴者観覧。
4/16放送予定の「世界が描いた日本の音楽会」と、
4/23青少年のための管弦楽入門の音楽会」です。
場所は東京オペラシティ、オケは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団でした。

席は現地に行ってからランダムにチケットを渡されるのですが
これまた1階6列目、司会者の待機スペースのすぐ前をGET!
もう今年の運は全部使い果たしたんじゃなかろうか(笑)

収録とはいえ公開の場なので、曲の演奏は一回ずつでしたが、
幕間のトークがやはりTVより長くて面白かったです。
ゲストの池辺晋一郎さんが連発していたダジャレ、いったいいくつ放映されるんだろう?
プログラムにも曲の解説が詳しく載っていて、コンサートみたいな充実度でした。
やっぱり生演奏はいいなぁ・・・空気感はCDやYouTubeでは味わえませんね。

4/23放送の、B.ブリテン作曲「青少年のための管弦楽入門」という曲が
とても興味深かったです。
オーケストラの楽器を分かりやすく解説するための楽曲で、ナレーション付きなのですが
印象的な主題が異なる楽器で次々と変奏されていくんです。
どの楽器も見せ場があるからか、熱演でしたよ!
ラストで全楽器が2つの違うメロディを同時に歌うところは感動しました

TVで子供たちにも聴かせようと思います♪

想像力とオペラ

2017.03.29 00:20|未分類

もっと想像力を!が課題のワタシ、今回の発表会の曲では
自分なりにストーリーを思い浮かべながら弾こうと頑張りました。

頑張らないと何も思い浮かばないところがなさけないのですが・・・^^;
千里の道も一歩から!?

第2楽章は短かいし、わかりやすく3場面に分かれていたので
かなり早い段階から明確にストーリー化できていました。
詳細は恥ずかしいので割愛しますが
最初は、霧の濃い森の中で道に迷って・・・と始めていた話だったのが
いつの頃からか、もっと浮き世離れしてる雰囲気だよなぁと思い直し
どこぞの神々しい天上の世界(私、無宗教ですが)の話に。
いくらでも変わっていいのさ、想像の世界だもの。

苦労したのは長い第3楽章のほう。
ロンド形式で、同じ場面が3度も繰り返されるのです。
技術的な難所も多く、弾くだけでいっぱいいっぱいの余裕ナシ状態が続いていて
「疾走感」というキーワードは浮かんだものの、情景が思い浮かばず四苦八苦

通し弾きが手になじんできて、ようやく
1回目は草原の中、2回目はにぎやかな街の中を疾走する感じ・・・と
場所がぼんやり浮かんできたのですが

3回目がどうも思い浮かばなくて。
いっそ宇宙か!?と思ったけれど、規模が大きすぎたのかどうもしっくりこない。
結局、なんとなく空を飛んでる感じ・・・ということに自分の中で落ち着いたのは
本番2週間前くらいだったか。

さらにラストのコーダ部が、これまた絵も話も浮かばなかったのです。
既出のいろんなメロディが細切れに再登場、カーテンコールのような華やかなコーダ。
細切れすぎて、目が回る~(汗)
最終的に脳裏にめぐったのは、オーケストラ。
いろんな楽器が、断片的なメロディを交代で鳴らしていく、みたいなイメージに落ち着きました。
そう思ったのも、やはり本番2週間前くらい。

で、本番どうだったかというと
イメージ練習がしっかりできていた、2楽章&3楽章前半は想像しながら弾けたのですが
直前までイメトレ不足の後半は、やはり弾くだけで精一杯になってた、気がします。
単にスタミナ不足だっただけかもしれませんけど。。。

でもなんとなく、想像力は集中力やスタミナを補う力があるかもしれない、と思いました。
というわけで、次回はそのあたりをリベンジしたいです!


ところで・・・
ばっちりイメトレできた第2楽章での、神話チックな世界観を思い出すと
なんだかオペラの世界だよなって、ふと思いました。

想像上の世界も、想像の生き物も、逆に歴史的人物の登場も、何でもアリ。
ちょっと失恋したくらいでも大騒ぎ、とにかく感情の起伏の大きい喜劇や悲劇。
豪華な舞台セットに衣装も、すごく想像力の助けになるような・・・

以前、とあるブロ友さんの記事で、
有名なピアニストさんにどうしたらピアノが上手くなるかきいたら
「オペラを見なさい」って言われた、というようなことが書いてあったのですが
もしかして、想像力を磨きなさいということを言っているのかな?
なーんて唐突に思えてきて。

まぁ、オペラじゃなくても、ミュージカルでも映画でもいいのかもですが。
私は読書好きなのですが、具体的に想像する力の乏しい私には活字ONLYより
もっとイメージが映像化されてるものからのほうが、
想像力を豊かにできるのかもしれないなぁ・・・

これまで、まともに見たことがあるオペラは2つだけ。
去年は声楽伴奏の機会もいただいたことだし
いろんな楽器の音も聴けて、歌も聴けて、劇も見られるなんてやっぱり豪華!
今年はちょっと、新しい世界をのぞいてみようかな?

緊張状態の自分観察

2017.03.26 01:16|未分類

ヨガのコーチが折りにふれて話していることがあります。
「自分の状態は毎日、違いますね。天気や気温、気分や体調、いろんなことが日々違いますから。
だから、自分で自分の今の状態を観察して、それにあった動きをしてあげましょう」

確かに、そうなんですよね。

ということは
いつもより緊張している自分、いつもと違う場所、違うピアノ
そういう自分の状態に合う弾き方を見つければいいのかなって思います。

舞台の上っていう異次元世界(?)で、
平常心で家ピアノと同じように弾くことを目指すのが
そもそも筋違いなのだわ。

大事な本番前に、緊張しないようにしよう!とか思っても、もう絶対ムリなので
緊張している自分の傾向を把握して、対処していく方向で
緊張していても弾ける、だいじょーぶ」と思えるようにしたいものです。

そして、ミスタッチくらいで動じないようになりたい!
最後まで楽しく弾きたい!
去年は集中力を切らさず最後まで引き切れた充実感があったのですが、
今年は後半1/3がドキドキだったので。


本番前1ヶ月くらいの、なんだか落ち着かなかった自分の状態を思い起こすと・・・

どうやら、ワタシの本番前の崩れのきっかけはたいてい
呼吸を忘れること」
そのタイミングは突然やってくるのです^^;
たとえ前日、人前で平気に弾けていたとしても!
対応策は・・頻繁に深呼吸とか?

呼吸以外で気になる、緊張モードの自分の傾向といえば
「今弾いているところに一生懸命になりすぎ、一歩先をみなくなること」
だから、場面間で焦ったり、逆に停滞したり、跳躍の準備が遅くなってミスったり。
集中力が高まりすぎて、視野が狭くなるんですかね~?
頭の中は一歩先へ、と呪文を唱えるのはどうだろう(笑)

それから、「上っ面なでるように弾いてしまう」
特に左手が。
スケールや下降音型が浮いて流れがち、和音の掴みも甘くなります。
この無意識な力みを、どう逃がすか?が大問題!
対応策は・・・「この時期は変な力みが出てきてるはずだ」と自分を疑って
いつも以上に力を抜こうと意識して練習するしかないか。
あとは、あえて片手ずつゆっくりしっかり打鍵で練習するとか。エチュードっぽく。
弾き始める前のストレッチもいいかも。

あと、積年の謎だったのが、本番1ヶ月前くらいから妙に
テンポが乱れる
これ、最近までワタシは緊張のせいだと思っていなかったのですが・・・
緊張していると鼓動がいつもより速くなり、
自分ではいつもと同じテンポで弾いているつもりでも、実際には速くなっているんだそうですね。
もしかしたら、そのせい?
当日ならわかるけど、1ヶ月も前から心拍数があがってるとしたら体に悪そう
緊張してるときは「いつもよりゆっくり弾いてちょうどいい」ってことで。

それから「ど忘れ
暗譜が出来ていると思っていたのに、突然、最初の音をオクターブ間違えるとか、
跳躍先の音が突然わからなくなるとか。超焦る現象です!
どういうところで発生するか考えてみると
・あまり難しくなく、テンポも速くなくて、勢いだけで弾けないところ。
・メロディじゃないところ=左手の跳躍先または半音進行など
たぶん惰性で手記憶だけで弾いてたり、目線が雑だったりするんでしょうね。
左手だけ暗譜目線の見直しが有効かなぁ・・・

もうひとつ、
失敗すると更に緊張が高まり、次の失敗を誘発してしまうっていうのを何とかしたいんですが
これはどうしても対処策が思いつかないんですよね(><)
ミスをひきずらないコツ、気持ちをぱっと切り替えるコツを、誰か教えて~!!
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