心の疲れに、VOCES8

2018.07.12 23:12|聴く
日本には災害の起こらない年はないのか?と嘆かずにはいられない夏ですね。
西日本の大雨被害にあわれた地域の方々にお見舞い申し上げます。


この春からパートではあるが社会復帰したことで、
時間的にだけでなく、
明らかに心にも、余裕がなくなったと感じるこのごろ。

それなりに心の準備をしていたつもりだったけれど
想像以上に家事も育児も中途半端になっているし
ピアノを弾く時間も、音楽を聴く時間も、予想より大幅に減ってしまった。
秋に控えている本番の練習が思うように進まない。

やりたいこと、やらねばならないことはたくさんあるのに、と
いつも心のどこか焦っている自分がいる。
ああー、1日36時間あればいいのに!と思うこの気持ちは
かつて赤ん坊を抱えていたときも、よく思っていた気持ち。
時間貧乏なのかもしれません。

でも当時と違うのは、今の生活を自分の意志で始めたということ。
自分の力だけではどうにもならない事態ではなく
工夫次第で改善できるだろうと思えること。
職場にも仕事にもようやく慣れてきたので、
働き方改革、がんばります。

さいきん、気がつくとBGMに選んでいるのは
イギリスのアカペラ・グループ「VOCES8」のハーモニー。



3年くらい前に、たまたま図書館でCDを借りてきてから
こっそりお気に入りなのだけど、
先日、TV『題名のない音楽会』で紹介されていて、
おお有名になってきたのだなぁと嬉しい気持ちに。

全員がウェストミンスター寺院聖歌隊出身なんですって。
だからなのか、「オレがオレが!」的なアカペラとは一線を画すというか
アンサンブルを純粋に楽しめる彼らのアカペラ、
不思議と心が落ち着きます。

合唱から離れて20年以上にもなるけれど
なんだかんだ、歌、好きなんだな~^^;

いつか生で聴きに行きたいなと思っています。

またもや!ブンチャッチャ

2018.06.29 13:13|弾く
仲良くしているフルートさん、ヴァイオリンさんと
小さな発表会に参加することになりました。

春から外へ仕事に出るようになり、余裕のない私に気を使ってくれて
メインはフルート&ヴァイオリンのデュオで、G.P..テレマンのソナタ。
そしてピアノの入る他2曲は、スコットランド民謡の『アニーローリー』
そしてE.ケーラーの『花のワルツ』(チャイコフスキーのと別物!)
簡単な伴奏の曲にしてくれました。

簡単・・・に見える伴奏譜、ほどクセものはない、と
わかっちゃいたんですけどね



まず『アニーローリー』は、入手した楽譜のアレンジがいまいちダサい・・・
他の2人もそう思ったらしく、吹奏楽出身のフルートさんは
1番と2番を入れ替えてみたり、ヴァイオリンとフルートの担当を変えたりして
手早く再アレンジ!げげっ、すごい!

編曲慣れしていない私は、その後一週間かけてYouTubeでアニーローリー聴きまくり
ちょっとステキな前奏をYouTubeで見つけて耳コピしたり
(懐かしい羽田健太郎さんの演奏でした)
ベースの音型をアレンジしたり。
アレンジの法則的なものも何もしらず、あまりにテキトーなので、
これで本当にいいのか!?友人に聴いてもらってOKもらったときはホッとしました。



そして!さらに問題はもう一つの『花のワルツ』
派手すぎて長すぎる前奏のあとは、ひたすらブンチャッチャ。
譜読みはすぐできました、でも!なんかチガウ。

理由はすぐに友達が指摘してくれました。
私、テンポキープが出来てなかったのです。
メロディがちょっと柔らかい雰囲気になったり、dimやらrit,が出てこようものなら
a.tempoと明記されていても、微妙に戻せず遅くなる!
しかも伴奏者本人に遅くなっているという自覚なしという、タチの悪さ。

もうひとつ、あろうことか
ブンチャッチャの、最後のチャが、やや重すぎていたのでした
ブンチャッチャというバランス、
これ基本中の基本!!
ブンチャッチャのネタ、実は3年目にもブログに書いたことありますから!!
されどブンチャッチャ

しかし今回は、ブンチャッチャの音型がいけなかった(言い訳)
IMG_7023.jpg
最後のチャがいちばん音も高く、厚みも大きい。
2回目3回目を同じ意識で弾いていると、3回目が勝手に重く聞こえちゃうんですね~(汗)

ブンチャッチャと心がけたら、
たったそれだけでまあ何と軽やかになったことよ


あーあ、応用きかないねー、と自分にショボン

エリーザベト・レオンスカヤの生演奏

2018.06.19 23:05|聴く
3年前にTVで偶然その演奏を聴いて以来
1度は生で演奏を聴いてみたいと待ち焦がれていたピアニストさんがいました。

そのピアニスト、エリーザベト・レオンスカヤが、
ついについに来日してくれました!!

上野の春祭(東京・春・音楽祭)にて、6日間にもわたるシューベルト・チクルスです。
IMG_6566.jpg


初めて聴いたときの演目は室内楽だったのですが
艶やかで丸みがあり、でもキレも重量感もあるという
うまく説明できない(笑)とにかく魅力的なピアノの音色が忘れられず、
CDやYouTubeで聴きまくりました。

レオンスカヤはリヒテルとよく共演していたと後から知り
長年かけて師匠に育てられた?自分の耳に驚いたりして。

憧れのピアニストが、大好きな東京文化会館小ホールで弾くということで
通して全公演聴きたいくらいだけど、時間も予算も許さず
迷いに迷った末、6日目の最終公演のチケットを買いました。

2018.4.14
 ピアノ・ソナタ 第11番 へ短調 D625
 幻想曲 ハ長調 D760 《さすらい人幻想曲》
 ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960

批評なんて出来るわけもないので割愛しますが
ひとつだけ感想を書くとすると
20世紀の巨匠の演奏はアナログ録音で残っていることが多く
だから角のない、どこか丸みがある音に聞こえるのかと思いきや
直接聞いてもそうだった!!ということです。

柔らかい、というわけでもないんです。
重い音は重いし、迫力ある音も、華のある音も出ている。
でも音の粒が鋭角じゃないというか・・・
1つ1つが丁寧で品のある音色でした。

ううー、どうしたらあんな音が出せるのか。あこがれます

6日間、引き続けたあとだというのに
アンコールを2曲も披露してくださいました。

 シューベルト:4つの即興曲 D899 より
  第2曲 変ホ長調
  第3曲 変ト長調

あまりにもさらっと、まさに即興で弾いたかのような
大きく一息で終わったかのように感じる、オシャレ感もある演奏でした。

どちらも大昔、確か中学生の頃に
めっちゃ一生懸命になって弾いたような記憶があったので
ふわっと一瞬の風のような演奏に、
同じ曲でもここまで違うとは・・・と愕然^^;

丹田と仙骨

2018.05.24 01:13|未分類
今日、ヨガのレッスンで面白いことを教わった。

丹田と仙骨のあたりに手を当ててみましょう。
丹田はおへその下あたり、仙骨は尾てい骨の上あたりです。

そのあたりが、脱力しすぎていても身体が重く感じるし
ガチガチに固くなりすぎていても、身体は上手く動けません。

ちょうどいい具合の張りが必要です。

自分にとって、最も動きやすい張りはどれくらいだろう?
身体を自由にストレスなく動かすためには
どれくらいの支えが必要か、意識してみてください。


・・・これ、ピアノ弾くときも、すごく当てはまるような気がしたんです。
腹筋とか丹田とかを、意識して弾くのは、よくきくことだけれど
仙骨(その言葉を耳にするのは初めてでした・・・)も同時に気にすると
より腰周りが動きやすくなり、前後左右への体重移動もやりやすくなるような?
大きな跳躍とかするとき、安定感が増すような?

忘れないうちに、覚え書き。

歌伴奏の公開レッスン会

2018.05.04 16:23|未分類
3月の末に
お世話になっている声楽の先生の企画による
伴奏勉強会に参加させてもらいました。

お教室の歌の生徒さんは、ピアノも弾ける方が多く
(というか、ほとんどが音大ピアノ科卒という謎・・・
皆さん、もうピアノは疲れた、歌がいいとおっしゃるのです!)
歌を勉強しながらも、交代で伴奏もなさっているのです。

歌も伴奏も、車輪の両輪のように大事、
だからたまには伴奏もしっかり勉強しましょう!という意図の勉強会でした。

講師は、声楽の先生曰く「リート伴奏の大家」というプロの伴奏者。
事前に課題曲が4曲、提示されており、公開レッスン形式での勉強会でした。
どれを弾いてもらうかわからないよ、と脅されて(笑)
焦って4曲全て譜読みをしたのですが、

結局は前の週に渡された進行表で
私にはモーツァルトの『すみれ』と日本の唱歌『浜辺の歌』が割り振られていると判明。
もちろん自分が弾かない曲も練習しておいたほうが
聴講でも得るところは大きくなるわけですから、
ギリギリまで曲目を決めなかったのは、先生の作戦ですね。

個人のお教室でしかピアノを習ったことのない私ですので
公開レッスンなるものに弾き手として参加するのも、聴講も
初めての経験でした。
課題曲があるということで、同じ曲を2~3人が弾くわけで
いや~、勉強になりました!!
特に手首の使い方と、ペダリング。
歌い手がいるぶん、ピアノをソロで弾くときより繊細な気遣いが
求められているような気がしました。

例えば・・・『浜辺の歌』の伴奏は
左右の手首の動きが違うんだよ、と。
左手は横向きに回すように、しなやかにリラックスして。
右手は回しながら上に上げる感じだね、とか。
2本の手が違う動き・・・確かに普段から普通にやっていることだけど
そのことに対して、ちょっと無意識になっていたかも。
手首の移動も、突っ込まず軽やかにと注意を受けました。

ペダリングは、
同じ和声の間は踏みっぱなしでOKだけれど
和声が変わるところは細かくても踏み替え、響きが濁らないように。
響きの濁りに対しては、ピアノソロのときより数段階、
敏感な耳でいなければならないのかも。

間奏後に歌がアウフタクトで入る場合、
伴奏は前小節の最後の拍までrit.してはダメだよね?
歌が入る最後の拍から、前へ前へと進みましょう!とも。
これは器楽伴奏にも当てはまりますね・・・

自分で気づいていなかったアラもしっかり指摘されました。
左手の16分音符続きで作る1小節単位の山・・・よく聴くとすこ~し転んでるよ?
まずカウントしながら練習して、と。
あ~、特に難所でもない分散和音だったので、練習が雑だったかも(><)


そして、モーツァルトの『すみれ(Das Veilehen)』
歌の先生からも、これが一番あなたのためになると言われましたが^^;
我ながら可愛らしさゼロで下手すぎる!

モーツァルトだからって拍通りに弾きすぎなくていいんだよ!
よく言えば楽譜通り、わるく言えば退屈だね。
ショパンのように歌ってごらん、と言われてびっくり。
そうだ、歌伴奏だったコレ。
幾何学的に弾かないで、と念を押されました。
モーツァルトらしさにとらわれすぎない!
もっとドラマチックに弾いていいところもあるでしょ、と。

歌の聴かせどころの部分は、そこだけではなく
その前後も大事に弾きましょう。とか

休符の意味をもっと考えて、とも。
流れを止める、ただ待つための休符もあれば、
場面転換のための休符もあるし、
(歌が)音程を上にあげるための休符もある。そこは充分待ってあげて。

アルベルティ・バスという言葉も、初めて知りました。
にごらずひびかせるよう、ペダルは使わず
その代わりにベースとなる左手小指をちょっと長めに伸ばして弾く、という
小技(?)も教えていただきました。

そのほか、トリルは最後の2音が特に大事、ちゃんときいて!とか
歌がブレスあるけど、音楽的に流れていたいところは
ピアノは刻んじゃだめだよね?そこはスラーで弾くように、とか
16分音符は裏拍の音をきくと流れを意識しやすくなることがありますよ、とか

ああ、もう習ったことの箇条書きになってきました

今後、他の曲でも生かしておきたいことがたくさんありました。
何より先生の手首のしなやかさ、音色の柔らかさ・・・神がかっていたなぁ・・・
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